出征する息子に贈った日本刀

刀剣商がアメリカに日本刀の買い付けに出かけ、持ち帰った太刀の「柄」に戦地に向かう息子に宛てた、家族、親戚からの寄せ書きがあった。よく見ると、住所も書かれており、早速役所を通じて連絡を取ることにした。翌早朝、所有者の父、兄弟、親戚がやってきた。まさしく息子に持たせたものであると確信し、波を流しながら、日本刀に手を合わせた。